綾紫の閑散日記
2011年11月6日〜11月28日

 
上六印刷が竣工式
2011年11月28日(月)
今日は曇。けいはんな関連の話題だが、奈良県生駒市の高山地区に上六印刷が進出し、25日には竣工式があった事を毎日[1]が伝えている。日本電気以来、15年ぶり。「商品生産とともに、印刷技術や新素材などの開発·研究を行う」とあるので、研究所兼工場ならば来て良い、と云う規制緩和の成果だろう。ところで土地の面積については2haとあるが、実はここ、参天製薬の西隣、かつて森精機の所有だった土地である。奈良県会議員阪口保のホームページ(www.sakagutitamotu.com/sakaguti5.html)によればこの土地は森精機が1993年、奈良土地開発公社から33億で購入し、その後ファンドの手に渡り、最初5億7000万、その後4億で売りに出された、とある。

であれば今回の上六印刷の進出は跡地の有効活用の事例とも受け取れる。関西地区では今、府県がまとまっと国際戦略特区の申請を行っており、その中で京都府は国有資産となった私のしごと館の譲渡を求めている。滞在型の研究所として活用するらしいのだが、けいはんなプラザを引き取った京都府に私のしごと館を支える余裕があるとも思えない。しかしけいはんな地区は大阪の中心部から30km圏、工業団地としてアクセス性は悪くない。研究所兼工場を許すような規制緩和を私のしごと館とその周辺でも行えば、有効活用の可能性が出て来る。
 

[1]毎日(mainichi.jp/area/nara/news/20111126ddlk29020517000c.html)
 
 
せいか祭へ
2011年11月20日(日)
今日は雨後曇。せいか祭(けいはんな記念公園)へ。それからパソコンにとってAVCHDデータの再生は重い仕事だが、Splash Lite (all-freesoft.net/player6/multimedia/splashlite/splashlite.html)ならば何とかなりそうと聞いてダウンロード。
 
 
河野卓男メモ
2011年11月15日(火)
今日は晴。けいはんな地区の開発は奥田東の構想に始まるとされるが、これに先立つ京都の財界人だった河野卓男の事跡に触れているネット資料をここに挙げる。
  • 国際高研のあゆみ プロローグ (www.iias.or.jp/profile/history.html)
  • 「地方圏における雇用創出の研究 第II部 地域雇用創出の事例」労働政策研究報告書 No.102 2008年7月9日 (www.jil.go.jp/institute/reports/2008/0102.htm)
  • 「クラスター型開発と雇用創出」ビジネス·レーバー·トレンド 2008年11月号 (www.jil.go.jp/kokunai/blt/bn/2008-11/index.html)
何れも「学研都市と京都の未来」(地域計画建築研究所 1994)が原典だ。
 
 
育樹祭
2011年11月14日(月)
今日は晴。平城宮跡で久々のイベントがある。11/20予定の第35回「全国育樹祭」がそれだ。コンセプトはみどり豊かな郷土を守り、森が育んできた歴史と文化を次の世代に引き継ぐ精神。皇太子夫妻も参加。奈良新聞[1]の報ずる所では11/12にリハーサルがあった模様だが、そう云えば確かに平城宮跡では最近、テントが増えている。ところで、奈良県の資料を見ると参加予定者3000人とは選考者であり、一般の見物客ではない模様。警備も厳重で、近付けないかもしれない。となると裏番組はせいか祭(けいはんな記念公園)だが、天候は雨模様だ。
 

[1]奈良新聞(www.nara-np.co.jp/20111113104714.html)
 
 
カジノ
2011年11月7日(月)
今日は曇。関西広域連合とは、地方分権推進を目的として、関西とその周辺の7府県が地方自治法の規定に基づいて昨年12月1日に設立した特別地方公共団体である。奈良県や政令指定都市はオブザーバーとしての連携に留まっているが、広域連合のテーマは、
  • 広域防災
  • 広域観光/文化振興
  • 広域産業振興
  • 広域医療
  • 広域環境保全
等8つ。広域防災の一環だろうが、3/11震災の際には分担して東北の被災県を支援した事も、記憶に新しい。さて読売[1]の報ずる所によれば、最近カジノ誘致に関する検討が始まった模様。賛否がある中、京都府の山田知事は、カジノそのものには反対しないが、外国人専用とし、場所も関西空港の様な京都府以外とする事を求めている。

これはカジノに観光振興の効果を認める反面、治安·教育の面ではやはり不安が拭えないから近くには来てほしくない、と云う意見であろう。立地面のみならず、「外国人専用」という点も遠ざけたい気持ちを表している。筆者は最近、清掃工場が「NIMBY」、即ちnot in my backyardと形容されている様子を眼にしたが、カジノはこれと似ている。
 

[1]読売(www.yomiuri.co.jp/e-japan/kyoto/news/20111105-OYT8T00028.htm)
 
 
物理が得意だと···
2011年11月6日(日)
今日は曇時々雨のぐずついた天候だったが、夜には晴れた。さて産経[1]が10/21付けで報ずる所によれば、経済産業研究所の調査結果だが、理系学部出身者は637万円、文系学部出身者は510万円と、年収に於いて大きな格差があった模様。しかも理系の中でも得意科目による差があり、物理学が得意な者は681万円、生物学が得意な者は549万円。経済産業研究所がこの種の調査を行ったのは今回が初めてではなさそうだが、要するに理系らしい理系人間程金銭的には恵まれる、と云えそうだ。

文系が有利との意見もあるが、理系内格差も含め、ひとまずこの調査結果を信ずるとしよう。

とすると、実はここで気になる事がある。関西地区ではけいはんな、彩都、神戸ポートアイランドと揃って医療、農業等、生物学関連分野へ力を入れようとしている。そしてそれは基礎研究と云うよりも産業化を意識しての事である。しかし理系でも生物派が待遇面で余り恵まれていないとすると、飛躍にはなるが、そもそも生物学関連の産業は期待出来る分野ではないのかも知れない。もう少し、ナノテク等、物理学に近い所へ舵を切れないだろうか。
 

[1]産経(sankei.jp.msn.com/life/news/111021/edc11102108230001-n1.htm)