綾紫の閑散日記
2011年12月5日〜12月31日

 
近所あれこれ/メール設置
2011年12月31日(土)
今日は晴。余り意味のない近所の写真を挙げる。先ず山陵町の奈良大学[1]。文化財分野では有名。Wikipediaによれば1988年に宝来町から移転したとある。けいはんな地区に引っ掛かるかそうでないか微妙な位置。それから給水塔と思われる構築物[2]。左右に並んで見えるが、実際には互いにに遠い、或いは異なる自治体に属するのかもしれない。なお左側は12/12に挙げた青い塔の可能性が高い。そして近鉄デパートとジャスコが入居する奈良ファミリー[3]。最後にちょっと違う方角[4]。ともかく、土地の起伏が多い。

また忍者館[5]にメールフォームを設置。かつてInfoseekに日記を置いていた頃以来だ。外部からの連絡を受ける事が久々に可能となった。
 

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SとM
2011年12月30日(金)
今日は晴。先ず昨日、本館[1]が開設後10年を経過した。

それから心理学ネタだが、御茶姫ちゃんねる[2]と称するサイトに性格をSとMの視点で分類する考え方が掲載されている。価値観のSとM、行動のSとM、セクシャルのSとM、計8通り。8と云う数値はJungを思い起こさせるが、関係があるか否かは今の所不明。とりあえず、各キャラとどの様にS的·M的要素が布置されているか、まとめてみた[3]。Sには自分>他人·社会、Mにはその逆の様な印象があり、行動面·セクシャル面ではその通りだが、価値観の面では逆転している(Sが見られる自分や伝統、決まったやり方を意識する)所がユニークである。そして価値観Sのキャラが暖色、Mが寒色で彩られているのも意味ありげ。また、Sは下痢気味、ともあるが、これは「Weタイプ·Meタイプ」のMeタイプを連想させる。今日はここ迄。
 

[1]本館(www.s1.inets.jp/~lithium/)


[2]御茶姫ちゃんねる(ochahime.com/)

キャラ価値観行動セクシャル
テラどエスのバナーSSS
3歩下がるエスのバナーSSM
弱い奴に強いエムのバナーSMS
見返りを求めるエムのバナーSMM
俺ルールなエスのバナーMSS
甘えんぼエスのバナーMSM
尽くし疲れたエムのバナーMMS
テラどエムのバナーMMM
[3]各キャラとSMの関係(リンク有)
 
 
カジノ
2011年12月25日(日)
今日は晴。リニア中間駅に関し、奈良市市長が「学研都市」以上に突っ込んだ発言をしていたか否か、確認しようとしたが奈良市の記者会見ページにそれらしい情報がない為、最近のもう1つの関西の話題としてカジノを取り上げる。

昨年12月に発足した関西広域連合では、統合型リゾート施設の一環として、当時の橋下大阪府知事の肝入りでカジノの検討を行っている。しかし12/14にも触れた通り根強い反対論がある模様で、京都新聞[1]によれば有識者委員会(関西観光·文化振興計画策定委員会)に於いて、事務局である京都府が示した最終計画案にカジノ誘致の検討が含まれていることに対し、削除を求める事態となった模様である。委員からカジノ削除の要求が出たのに対し、京都府は必死の防戦をしているが、それでも「誘致したい外国人観光客はカジノ目当ての富裕層なのか」、「豊富な観光資源があるのに必要なのか」と疑問が続出した、とある。

そうした文言を拾う限りに於いては、白か黒かで云えば、カジノ否定論が結論であろう。

その一方、知事の座を投げ打った橋下市長はカジノ誘致に積極的で、読売[2]は夢洲への誘致を検討している様子を報じている。元々、橋下市長の主張の1つは基礎行政と広域行政の役割分担の明確化、即ち政令指定都市としての大阪市はどちらをやるにしても中途半端だから、前者を解体後に残る組織としての特別区に、後者を大阪府に集約すべきだ、と云う方針である。而るにカジノは橋下市長の府知事時代の構想に基づき、広域連合で議題として取り上げられている事を重視すれば、広域行政、それも大阪府を超えた関西全体の課題として検討する性質の話題となる。換言すると基礎行政の立場からすれば、カジノを関西に作るならば夢洲に誘致したいと云う希望を述べる事は許されても、カジノそのものについて合法化を含む意見を述べる事は、市長としてのご当人の政策からすれば越権行為になるかもしれない。どうだろう。

なお、京都府は関西広域連合に於いて観光·文化を担当している。従って12/14に触れた様に府内にも異論はあるが、さりとてあからさまにカジノ反対とも云えない。そうした葛藤が、毎日[3]の報ずる「説明義務」と云う言葉に表れている。

混沌として来た。
 

[1]京都新聞(www.kyoto-np.co.jp/local/article/20111216000085)


[2]読売(osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20111216-OYO1T00881.htm)


[3]毎日(mainichi.jp/area/kyoto/news/20111207ddlk26010449000c.html)
 
 
リニア中間駅
2011年12月23日(金)
今日は晴。JR東海がリニア新幹線の中間駅も自前で建設すると云い始めた事から、「奈良市付近」の駅の場所も俄然、具体性を帯びて来た。先ず京都新聞[1]によれば、京都府は有識者会議を開き、
  • 京都駅を経由するルート
  • 長池駅を経由する直線ルート
  • 奈良駅を経由するルート
の内、建設費の嵩む京都駅ルートを求める方針を決め、これから提言を纏める様子であるが、何とも無謀。国が「奈良市付近」と定めた建設計画を今頃になってひっくり返そうとしても、もう遅いのではなかろうか。その上、京都府から、府の勢力の及ばない政令指定都市としての京都市にある駅を推す案が出たとは、裏がありそうである。

JR東海は「奈良市付近」の駅の候補地に関し、「奈良県内とは限らない」(7/11紹介)「奈良、生駒、大和郡山、天理の各市と周辺市町を含む範囲」(7/13紹介)と云った具合の発言をしており、現段階では絞り込んでいない様子である。従って京都府にとっては、南端のけいはんな学研都市から長池駅付近迄の何処かを経由するルートは、提案すれば通るかもしれないおいしいルートである。逆に、京都駅ルートは建設費の点のみならず、既存の東海道新幹線との競合の点でも、企業としてのJR東海にとって呑めないルートと云う意味では、寧ろ危険な自爆案ではなかろうか。となれば可能性はただ1つ、「奈良県内とは限らない」はただの惚けた発言で、京都府はどう足掻いても府内に駅が来ないであろう事を密かに知っていて、敢えて京都市に近い勢力をなだめる為に、実現性のない方針を掲げたのではないか。

ところで「奈良、生駒、大和郡山、天理の各市と周辺市町を含む範囲」も随分広い範囲だが、早速大和郡山市議会[2]が中間駅誘致の議決を12/21に行っている。JR大和路線と近鉄橿原線の交点付近がその候補。早々と手の内を曝した格好だが、平城京を南に迂回し、且つ、唐古·鍵遺跡、纒向遺跡や藤原京にも近寄り過ぎないとすれば、大和郡山市内が有望な候補地である事は確かだ。12/1の奈良県知事の定例記者会見[3]でも記者が「森精機の近くを通ることもあるかもしれません」という主語不明の発言を引用して知事に迫っているが、これも中間駅を大和郡山市内に求める意見が巷間にもある事を示唆している。

ついでながらこの記者、奈良市長が奈良市の北寄り(京都寄り)、京阪奈付近を想定している事にも触れている。この意見は5/29にも紹介したが、奈良市内に駅を求めるとそうなるのである。平城京の南端は既に大和郡山市に達している。平城京を北に避けるとなると更に佐紀·佐保古墳群よりも北を走る事となり、候補地はけいはんな学研都市の一角に位置付けられている平城相楽ニュータウン付近に限られる。高の原か平城山付近と云う予想が散見されるのもこのためである。

いよいよ面白くなって来た。
 

[1]京都新聞(www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20111221000126)


[2]大和郡山市議会決議(www.city.yamatokoriyama.nara.jp/govt/assets/pdf/2304t_ketsugi01.pdf)


[3]奈良県知事定例記者会見(www.pref.nara.jp/dd_aspx_menuid-25664.htm)
 
 
UFOとその周辺
2011年12月18日(日)
今日は晴。下の写真[1]はけいはんなプラザ北側の日本伸縮管(株)構内にあるUFO形モニュメント。今年3/13にも触れたが、けいはんなプラザ北側の一帯は「研究開発+生産」を行う施設を誘致する地域となっており、最近、中小企業が増えつつある。日本伸縮管(株)もそうした企業の1つである。写真[2]は東隣のそのまた隣、内外化成とある。検索すると内外化成(株)と称する医療用プラスチックを成型加工する企業は確かに存在し、「内」の左側のマークや建物の配色も似ているが、けいはんな地区に拠点を有しているとは述べていない事から、まだ機能していないのかも知れない。とすれば新しい施設である。URの航空写真(www.ur-net.go.jp/business-kansai/location_new/gakken/hikaridai/g13_koku.html 2010年2月撮影)でも、この場所は更地である。一方、写真[3]は内外化成(株)の西の道を北に進んだ企業集積地区の端から東を望んだ様子である。宅地の手前は関西電力(株)の所有地。電柱が多数、立ってはいるが、大阪ガス(株)の所有地と同様、有効活用されている気配はない。広過ぎる土地、研究施設に限定された土地は今や厄介者である。
 

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[3]
 
 
日時計
2011年12月17日(土)
今日は晴。下の写真はけいはんなプラザの日時計。最近知った事だが、先端にはレーザーが仕込まれているらしい。
 
 
 
リニア中間駅/カジノ
2011年12月14日(水)
今日は曇。京都新聞[1]は、リニア新幹線の大阪·名古屋間の中間駅誘致に於いて、京都府が奈良県に大きく遅れてしまった様子を伝えている。
  • リニア基本計画が決定したのは1973年で、奈良県は79年には8都府県とリニア中央新幹線建設促進期成同盟会を結成し、地道に活動を続けてきた。一方、京都府が本腰を入れ始めたのはリニア建設が現実味を帯びてきたここ1〜2年で、完全に出遅れた格好だ。
とあるので今更何を叫んでも無駄であり、
  • 「沿線自治体」のヒアリングでも「『京都も入れてくれ』と言ったけど、蹴られた」(山田啓二知事)という。
  • 奈良市付近から京都駅へと大幅なルート変更を求めようとしたが、委員だったJR東海相談役が11月に辞任する騒動も起きた。
の様な仕打ちも止むを得ないと思うが、もう1つ、京都側自身にも腰の定まらない所があるのではないか。京都新聞は
  • 府は府内、奈良県内それぞれ通過する場合の費用や経済効果を試算し、優位性を示すことで巻き返しを図ろうとしている。
と結んでいるが、2番目に引用した文には「京都駅」、こちらには「府内」とある。府内ならば南端の例えば木津駅付近も含まれる。木津駅はけいはんな学研都市として開発されつつある木津川市の中心駅であるから、府の立場からは受け容れられ易い。しかし、距離的には京都市よりも奈良市にずっと近い点から、リニア中間駅として今の京都駅を望んでいる者にとっては、全くメリットが感じられない。従って、敢えて曖昧な表現を採用するが、京都「側」としてのまとまった意見の形成は難しいと思う。こんな所も、奈良県に比べ不利な要素だ。

それからまた京都新聞[2]だが、京都府議会の「関西広域連合に関する特別委員会」に於いて、自民·共産がカジノへの反対論、公明が慎重論、民主が突き放した様な意見を述べた模様。関西広域連合では統合型リゾート施設の検討を行っており、その目玉がカジノ。カジノの提唱者は橋下大阪府知事(当時)で、兵庫県と滋賀県は反対、京都府は外国人専用で府外ならば可、と云う反応を呈していた。京都府の意見は何とも曖昧だが、関西広域連合に於ける観光振興の役割と、足元からの反発を勘案すれば、他所に作れ、とならざるを得ない。11/7にも触れた様に、NIMBY扱いだ。

それでは、カジノに対する府県の意見が分かる記事[3]を引用する事で、今日の日記を終える事としよう。
 

[1]京都新聞(www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20111212000040)


[2]京都新聞(www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20111214000125)


[3]京都新聞(www.kyoto-np.co.jp/local/article/20111124000091)
 
 
給水タンク
2011年12月12日(月)
今日は晴。10日深夜は数年ぶりの皆既月食だったが曇天の為見られず。さて下の写真、何でもない写真だが、左端の青い給水タンクは今年3/28の挙げた4番目の写真の右上付近、そして7番目の写真の左に見えるやはり青い給水タンクかもしれない。
 
 
 
城山台
2011年12月9日(金)
今日は晴だが、午後一時小雨。産経[1]によれば、来春街開きするけいはんな学研都市木津中央地区の地名が"城山台"に決まった様子である。山城の木津城や鹿背山城があった事がその理由だが、京都府南端の旧国名である山城を反転させただけの、安易なネーミングだ。元々の地名で、何が不満なのだろうか。
 

[1]産経(sankei.jp.msn.com/region/news/111204/kyt11120402070000-n1.htm)
 
 
リニア奈良駅
2011年12月5日(月)
今日は晴。リニア建設への動きが加速した。先ず読売[1]によれば、JR東海が神奈川、山梨、長野、岐阜、三重、奈良6県の中間駅の建設費を自ら負担する事、神奈川·奈良駅は地下駅とされていたが、場所の決まっていない後者は地上駅も検討する事に関して意思表明を行った様子である。と云っても検討は検討であり、大幅なコスト削減が見込める反面、用地買収が難航する懸念に加え、奈良市周辺などで文化財などが出土して建設が中断、工期が大幅に遅れる可能性がある事から、開業時期への影響も考慮し、最終的に判断する模様。

報じられた時期は相前後するが、産経[2]によれば、JR東海が中間駅の建設費を全額負担する方針は、沿線知事との先月21日の協議の場で明らかにされている。この段階では
  • 県は、まちづくりに生かすためにも地上駅の建設が望ましいとしているが、全線の8割が地下を通るとされており、「奈良市付近」とされる新駅も地下駅となる公算が大きい。
と云う書きっぷりから、地上駅も検討する方針は表明されていないと考えるのが自然である。或いは、地上駅について玉虫色の発言が協議の席であり、その後マスコミにも詳細な資料が開示されたのかもしれないが。

この地上駅、知事も歓迎している様子だ。産経[3]や奈良新聞[4]の報ずる所によれば、
  • 地上と地下で検討されている駅の立地については「私は地上駅がいいと思う。発展要素が大きい」と語った。
  • 地上駅について「駅を利用した公共施設という試みもあり、駅に市役所というのもある」と述べ、まちづくりに活用したい考えを示した。一方、地下駅については「制約が多く、地域の接合性が劣る」とした。
  • 「鉄道駅は地上の方が発展の要素が大きく、地域にとっても発展の中心となる。地下は制約も多く、地上駅だと、例えば役所や保育所、図書館なども併設できるが、地下駅だとそうもいかない。地域との接合性など劣るところがある」と、地上駅が望ましいとの考えを重ねて主張した。
と発言しており、「(市)役所、保育所、図書館」も含む駅を核とした大胆な街造りを考えている様子。更に発言を拾うと
  • 駅の具体的な立地については「既存の交通施設との結節性もポイントとしてある。それらを判断して多少の考えはあるが、ここだというのは時期尚早だと思う」と言及を避けた。
  • 「『奈良市付近』と出ているが、奈良市でやれというわけではない。県内のどこか」とも述べた。
  • 「京都駅に近づくことは法の精神に反する」と京都府内への誘致の動きを牽制(けんせい)した。
となる。

ここからが想像、だ。結節性と云う言葉は既存の鉄道との接続性を示唆している。また公共施設に併設も考えているとなれば、それは地上駅を中心とした街造りの一環である事にも配慮すすると、立地場所は埋蔵文化財が出る可能性の低い地帯でなければならなくなる。となると奈良市内で接続性を重視すれば最高は近鉄奈良、次点はJR奈良だが、駅のみならず路線全体を考えると景観の問題に加え、遺跡が出る可能性がありハイリスク。府県の境界にある高の原、平城山は昔から噂か願望かともかく候補として挙がる事が多く、以前の市長の発言「学研都市」とも符合し悪くはないのだが、路線の一部が京都府を通過する場合、京都府が黙っているかどうか。南口が新奈良、北口が学研新京都になるかもしれない。もっと大胆に考えて近鉄けいはんな線に沿った駅も同様だ。

ところで知事は京都駅に近づく事は法の精神に反するとか、奈良市付近だが必ずしも奈良市内ではなく県内の何処かだとか、ともかく奈良県内以外は認めない様子だ。となるとJR東海が無理押ししない限り、木津·祝園の様な京都府南端の可能性は減る。1つの可能性だが、近鉄かJRの大和郡山、或いは橿原線と関西線が交差する付近はどうだろうか。平城京(平城宮ではない)跡地を避けるとその南端は大和郡山市となる。但し余り南にずらすと今度は藤原京や飛鳥地区に引っ掛かるので無理である。

では西に着目するとどうなるか。とここ迄来て眠いので止める。
 

[1]読売(osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20111127-OYO1T00144.htm)


[2]産経(www.sankeibiz.jp/business/news/111122/bsd1111220940001-n1.htm)


[3]産経(sankei.jp.msn.com/region/news/111202/nar11120202220000-n1.htm)


[4]奈良(www.nara-np.co.jp/20111203114149.html)